「いってきたに!!」浜松お出かけレポート
浜松では珍しいキュウリ専門農家「袴田胡瓜販売」
代表の袴田和人さん
今回は、浜松では珍しいキュウリ専門農家さんのハウスに「いってきたに!!」
お邪魔したのは、まいぷれ浜松に掲載中の「袴田胡瓜販売」さんのハウス。代表の袴田和人さんから「とれたてのおいしさを、ぜひ味わってほしい」と招待いただきました。
通常、収穫体験は行っていませんが、特別にハウス内で収穫と試食を体験。編集部スタッフが、袴田さんのキュウリのおいしさの秘密に迫ります!
ハウスに入ってまず驚いたのが、11月なのに「中が蒸し暑い!」ということ。半袖がちょうどいいくらいです。キュウリの旬は本来夏ですが、ハウスを利用することで一年中、収穫が可能。いつでも、おいしいキュウリが食べられるというわけです♪
青々と生い茂るキュウリの葉っぱ
また、スルスルと伸びている蔓の長さにもビックリ! 大人の背丈を軽く超え、ハウスの天井近くに迫っています。その列がズラリと並ぶ風景は、なかなか迫力があります。
大人の背丈を超える高さにビックリ
では、さっそく収穫です。袴田さんたちはカッターを使いますが、編集部スタッフは慣れていませんので、ハサミを借りて収穫します。
「成長途中のキュウリも柔らかくておいしいですよ」と袴田さん。普段、なかなか味わうことのできない、小さなキュウリも収穫させていただきます。
おいしそうなキュウリを探索中
ハサミで丁寧に収穫します
収穫が終わったら、即試食です。
パキッ! ポリポリポリ…。パキッ! ポリポリポリ…。
音だけで、みずみずしさが伝わります。味は「青臭さがほとんどなくて甘みがある!」と、編集部スタッフ大絶賛! 野菜が苦手な人でも、ぜひ食べていただきたい、すっきり後味です♪
パキッという音がみずみずしさの証明
袴田さんオススメのキュウリの食べ方が、まさに、新鮮なものを丸かじりする方法。キュウリの味の決め手は鮮度。浜松で栽培することで輸送の時間が短縮できるため、地元の私たちがおいしく味わえるのです。
編集部スタッフは、小さなキュウリの柔らか食感を堪能したり、持参した塩で「味変」したりと、極上のキュウリを満喫。こんなぜいたくは、めったにできませんから、味わい倒しました(笑)
塩をふることで甘みが引き立ちます
さて、お腹が満足したところで、ハウス内を見てみると、収穫作業されている方々が女性ばかりなのに気づきました。袴田さんによると、キュウリの栽培の仕事は、他の野菜と比べて力仕事が少なく、手先の細かな作業が必要なため、女性にピッタリなのだそうです。
多い時は1日に2000本も収穫するというキュウリ。栽培の現場は、女性たちの活躍に支えられています。
女性がキュウリ栽培の現場を支えています
おいしそうなキュウリです
かわいいキュウリの花
キュウリを栽培しているハウス
袴田さんは、女性の積極的な採用の他にも、IT技術を活用した栽培、SNSを利用した情報発信など、新しい農業のスタイルを打ち出しています。
「農家のマイナスイメージを払拭したいんです」と、元気いっぱい。明るいキャラクターで、農業を楽しんでいらっしゃいます。
生産者として魅力たっぷりな袴田さんが栽培するキュウリは、浜松市内のスーパーマーケットで購入可能。見つけたら、ぜひ食べてみてください♪
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。
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