浜名湖で遊ぼう!
優しい波に揺られ風を感じるアクティビティ
今回のチャレンジャーはノンちゃんと(左)とタケさん
「浜名湖で遊ぼう!」特集の第3弾は、SUP(サップ=スタンド・アップ・パドルの略)です。浜松市北区三ヶ日町大崎のT-flow.Water Side Community.さんに協力いただきました。
SUPとはサーフボードの上に立ち、パドルを使って漕ぎ進むアクティビティ。使うボードは、サーフィン用より大きくて浮力が強いのが特徴です。
浜名湖の湖岸沿いにあるお店は、目の前に大パノラマが広がる絶好のロケーション。今回のチャレンジャーは、その絶景が楽しめるブランコに仲良く(?)乗っているノンちゃんと新メンバーのタケさんです♪
インストラクターの藤原さん
インストラクターは藤原琢磨さん。かつてウインドサーフィンの選手だったこともある藤原さんは、マリンスポーツの豊富な経験をお持ちです。
地元出身で、三ヶ日みかん関連の仕事もされていると言うことで、浜名湖の自然を愛し、湖畔での生活を楽しんでいらっしゃいます♪
「ここは浜松の街中から車で約1時間とそんなに遠くありませんが、道路を走る車の音も届かない静かな場所。日常を離れてのんびりしてください」と、2人を迎えてくれました。
まずは地上でレクチャー。実際に使うボードを見ると、大きくて安定感がありそうな印象です。パドルは長いですが重くはなく、女性でも自由に扱えます。用具はレンタル可能です。
乗り方を教わる前に、藤原さんからポイントとして挙げられたのが「風向き」。コースは藤原さんが設定してくれますが、基本的に向かい風で進み、追い風で帰ってくるのだそうです。
一見、簡単そうなSUPですが、自己流でどんどん進んでしまうと、体力を消耗して戻れなくなることもあるとか…。安全に楽しむために、しっかりと専門家のレクチャーを受け、ルールやマナーを守りましょう!
まずは地上でしっかりとレクチャーを受けます
パドルの操作方法なども教わったら、いったん湖に入って体を慣らします。SUPはボードから落ちてはいけないようなイメージがありますが、暑い時期は体を冷やすためにも、むしろ水に入った方がいいそうです。もちろん、水着やライフジャケットを着用していますから安心♪ 水に慣れたら、藤原さんが湖岸で実際にボードを浮かべて、乗り方を見せてくれます。
出発前に体を水に慣らすチャレンジャーの2人
乗り方をイメージできたら、いよいよ出航! 最初は安定感のある正座で漕ぎ出します。元気よくスタートしたノンちゃんですが、いきなりタケさんのボードと接触(笑)。方向転換に苦労していましたが、藤原さんのアドバイスでコツをつかんで、スイスイと進んでいきます。行きたい方向に進めるようになり、ニコニコとご機嫌です。
スイスイとご機嫌でSUPを楽しむノンちゃん
一方のタケさんは…、恐る恐るではありますが、早くも立ち上がっています。立った状態だと少し不安定にはなりますが、普通にバランスをとっていればひっくり返ることはありません。それを見た負けず嫌いのノンちゃんも立ち上がり、2人でクルージング。波に揺られ、風を感じながら、浜名湖の景色を楽しむ余裕も出てきました♪
ノンちゃんに置いて行かれるタケさん「待ってくれー」
1時間ほど楽しんだら、いったん岸へと戻ります。帰りは追い風なので楽ちん。あっという間に到着です。岸でしばらく休んだら、再び湖上へ。今度はある程度自由。ノンちゃんはボードに寝そべってリラックス、タケさんはグイグイと沖まで攻めます。SUPはボードの上で釣りをしたり、ヨガをしたりと、いろいろな楽しみ方があるとのこと。また、日の出や日の入りの時間帯なら、日中と違った神秘的な景色が見られるそうですよ!
ボード上に寝そべってリラックスするノンちゃん
終わった後は店内でまったりタイム
2度のクルージングを終えた2人は「すごく気持ちよかった」と笑顔。藤原さんが廃棄物などを利用して自身で作ったと言うお洒落な店内で、まったりします。地元で、まるで海外のリゾート地で過ごしているかのような気分が味わえるなんて、驚きです。
藤原さんが「他のマリンスポーツほどハードではありませんので、下は小学生くらいから、上は年配の方までOK。70代の方も体験されましたよ」と話すように、年齢や性別を問わず楽しめるアクティビティ。気軽に浜名湖の自然を満喫してみてはいかがでしょうか?
SUP利用料
*初めての方*
半日 ¥5,500(税込) レッスン付き
*経験者の方*
半日 ¥3,300(税込)
※1人から利用可
T-flow.Water Side Community. |
浜松市北区三ヶ日町大崎1991-4 |
053-526-0806 |
公式HP |
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。