こんにちは。桐光学院です。

今日は「タイムアタック」勉強法について。

脳科学者の茂木健一郎氏は、あえて勉強に「時間制限を設ける」ことを推奨しています。「30分以内に10問解こう」と明確な目標・時間を設定すると、緊張感が生まれ集中して取り組めるそうです。

この方法の利点は、もちろん集中して勉強できる点にありますが、それ以外にも、「クリアできた」という経験（＝快感）を頻繁に経験すると、脳が勉強を楽しいものだと学習して、さらに勉強の効率が高まるそうです。

あるいは、「25分間の集中＋5分間の休憩」を繰り返す「ポモドーロ・テクニック」を利用して、25分でどれだけ勉強を進められるか挑戦するというやり方もあります。

「ポモドーロ・テクニック」とは、短めの作業と短い休憩を繰り返すことです。具体的には「25分の作業＋5分の休憩」を1ポモドーロとし、4ポモドーロ（2時間）ごとに30分間の休憩を取ります。これを繰り返す。

「ポモドーロ」とはイタリア語でトマトの意味。このテクニックの開発者が、トマト型のストップウォッチを使っていたことからつけられた名前だそうです。

この勉強法の肝は、自分で決めた時間制限を厳守すること。問題を解いている途中でも時間が来たらストップして、休憩をはさむ。この休憩のときに、スマートフォンをいじったり、テレビを見たりしてはいけない。

こうやって、自分で緊張感、集中力を演出していくことも重要です。