地理は算数【小学生・中学生を対象にした学習塾 集団授業と個別指導で高校受験対策も】
桐光学院 本部校
地理は算数
こんにちは。桐光学院です。
先週の授業で,ある中3生が言っていました。
「地理って算数をよく使いますね」と。
そ の 通 り !
地理では,資料を読み取るときに算数で習った内容を使わないといけない問題が出てきます。
例えば,2万5000分の1の地図上で,縦が4㎝,横が6㎝の長方形の土地がある。この土地の実際の面積はどれだけか?という問題。
4×6=24を2万5000倍して答えをだしちゃダメだぞ。ということを,その理由とともに机間巡視して何人かに話しました。
一番多く使う「算数」は割合の単元ですね。統計資料から読み取れることとして正しいものを選びなさいという問題。パーセントの数字は減っているけれど,量は減っていませんよ,だって200の20%よりも1200の10%の方が多いじゃん ということも,間違っていた生徒には声をかけました。「多いじゃん」が通じなかった生徒には割合について簡単に説明しました。〔この手の問題は慣れていないと多くの生徒がハマります〕
「次のグラフは,1990年の人口を100としたときのその年の人口を表しています」というタイプの問題もよく出ます。この問題も割合そのもの。このグラフの傾きって何を表しているかわかります?とヘルプが必要な生徒には説明しました。
家畜の飼育頭数と農家の戸数の資料から,農家の経営規模がどうなったのかを理由をつけて答えさせる問題。これも,「割合」の考え方を使っています。これは皆さんよく書けていました。
ある作物の国内消費量と国内生産量と自給率のグラフから何が読み取れるかを書かせる問題も解きました。自給率の計算式を丸暗記していても意味がわかっていないとこういう問題は書けません。意味がわかっていれば,何を問われているのか,何を書けばいいのかがわかります。
簡単に言っちゃうとね,国内で食べる量(国内消費量)を100って してるんです。その100のうち,どれだけ国内で作っているかを表しているのが自給率。
100食べてるんだけど,そのうち60しか作ってなければ自給率は60%。足りない40はどうしてるの?
100食べてるんだけど,120作っていたら自給率は120%。あまった20はどうするの? まさか捨てんわな。
それがわかれば,この問題で何を書いたらいいかわかるんじゃないですか。という説明をしたら,自力で記述問題の答えを書いてくれました。
という感じで,地理には,算数の要素が盛りだくさんなわけです。
そしてそれは,公式を覚えているだけではどうにもなりません。模範解答を暗記しても意味はありません。ここのこの数字にはこういう意味があるんだなということがおおよそでもいいのでイメージできていることが重要です。それが できている/できていない は人によって違うので,問題演習中には,一人一人に声をかけて説明しています。
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