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【学習企画社 学力調査研究会】です
6月になるとほとんどの中学校で定期テスト(期末テスト・定着度テストなど名前は学校により異なります)があります。中学3年生・2年生のみなさんはこれまでに何度か経験しているので対策のしかたもイメージできているかと思いますが、中学1年生のみなさんは初めての定期テストを迎えるにあたって少しずつ緊張感がでてきたころではないでしょうか。
毎週火曜日に掲載しているWEB指導塾【虹の風コンパス】のブログで定期テスト対策の記事を公開しましたが、教科ごとの具体的な取り組み方についてはまだ触れていませんので、今回から5教科連載でお伝えしていこうと思います。
初めての定期テストに臨む中学1年生のみなさんを対象とした内容ではありますが「自己流で今までやってきたがいまいち思うような点数が取れない」という中学2年生・中学3年生のみなさんもぜひ読んでみてください。
5教科シリーズ、初回の今回は数学編です。
教科書の内容にも触れながらお伝えします。学校図書 中1数学の教科書をとりあげます。
なぜ「数学」を学ぶのか 考えることの面白さ
小学校では「算数」だったのに、中学では「数学」と呼ぶのはなぜでしょうか。
教科書10ページに「ふりかえり~算数から数学へ~」というページがあります。
大雑把な見方ですが、小学校の算数では生活の中の数や図形の概念について学んできました。
数学の場合には「数や図形の学問」と言葉をおきかえてみるとわかりやすいと思います。
算数では具体的な生活のテーマが数多く取り上げられていましたが、数学は論理的・抽象的な考え方が取り上げられるようになります。
みなさんが小学校でどのように算数を学んできたのか、そしてこの先の中学校の数学では何をどのように新たに学ぶことになるのか、まずはこの「ふりかえり」のページを見て、小学校で学んだことをひとつひとつ振り返るところから始めてみてください。
これは数学に限ったことではないのですが、数学を単なる問題解法の知識を身につけるための勉強と捉えると、数学がもつ楽しさや面白さにふれることは難しくなります。
ぜひ数学を「ものごとを論理的に考えるための学問」と受け止めてみてほしいと思います。
ノートにはどんなことを書けばいいのか
一度しっかり考えてみてほしいのは「教科書や学校授業の内容をどのようにまとめていったらよいか」ということです。WEB指導塾【虹の風コンパス】の記事の中に「復習でまとめたノートがテスト勉強の要になる」という内容がありますが、丁寧にまとめたノートにはテスト範囲表の「学習のポイント」で求められていることと重なる部分があるはずです。
それでは、テスト対策の段階で役立つノートというのはどのように作ればよいのでしょうか。
教科書8ページには「ノートの使い方」というページがあります。
「数学のノートは、学習の記録です。あとでふりかえったとき、授業の中でどんなことを考え、どんな筋道で解決したのかがわかるようなノートづくりを目指しましょう。」と書かれています。このページを参考にしながら論理的な考え方の積み上げの中で数学の学習に取り組むと「数学を学ぶ面白さ」がわかってきます。
具体的には大きく2つの項目が示されています。
◆ノートには、次のようなことを書こう。◆
・学習した日
・目標
・問題
・自分の考え
・友達の考え
・気づいたこと
・まとめ
・感想
◆感想には、次のようなことを書こう。◆
・わかったこと
・くふうしたこと
・授業で思ったことや気づいたこと
・友達の考えで参考になったこと
・次にやってみたいこと
・疑問に思ったこと
このページを参考に、あなただけのためのノートづくりに取り組んでみてください。
学校授業で知ったことを記録することと、そのときの考えや気持ちを自分の言葉でまとめることが大事です。
そのうえで教科書の「例題」や「問」に繰り返し取り組むことで、数学を学ぶ意味がわかるようになるはずです。
期末テストの点数の上げ方と「数学の学び方」って関係あるの?
テストの得点アップを目的にこの記事を読んでくださった方の中には、今回の記事の内容に疑問を持つ方もいるかもしれません。ワークの特訓よりノート作りが大事なの?と思ったり、内申点アップを目指すためにテストの点数を上げたいのに…と思ったりした方は、すこし古い記事になりますがぜひこちらの記事を読んでみてください。
【虹の風コンパス】「点数がとれる勉強」本当にそれが最重要?
「問題集中心の問題解法だけに傾倒した勉強よりも、教科書マスターと学校授業への積極的参加を軸にした取り組みの方が結果的に内申点アップに、そしてテストの得点アップにつながる」ということをこれまでにも折に触れてお伝えしています。
一見手間のかかる取り組みに見えると思いますが、はじめて臨む期末テストを乗り越えるために、今回お伝えしたような取り組みを実際にやってみることが大切です。「受験生になってから本気を出せばいいや」と思うのではなく、今からやりましょう。今後中2・中3と徐々にレベルが高くなっていっても、中1の頃から慣れておくことで対応力もおのずとついてくるはずです。
ぜひ今回の記事を参考に、テスト対策まで、またその先の県学調、もう少し先の高校入試まで使える数学の学び方、ノートの作り方を身につけていってください。
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