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【学習企画社 学力調査研究会】です
「予習は1回3分、教科書の見開きを読むだけでいい」ということを繰り返しお伝えしています。
自分の力で学習内容を理解できるようにするために、またみなさんが実際に使う教科書の中身に触れながら予習や復習にどのように取り組めばいいかを知っていただくために、「教科書取扱説明書」特集を掲載しています。
5教科連載、4回目の今回は社会科です。
社会科の教科書はほかの4教科とは異なり、学年ではなく「地理」「歴史」「公民」の3冊を使用します。中学3年生になって地理と歴史の教科書内容が終わると、公民の教科書を使うことになります。
今回は、教育出版の公民の教科書を例にとってお伝えしますが、考え方は「地理」「歴史」でも同じですので、地理・歴史の教科書の復習の参考にもなるでしょう。また、1・2年生のみなさんもそれぞれ地理や歴史の教科書に当てはめて読んでみてほしいと思います。
地理・歴史・公民はつながっている まずは見通しから
見開きページのⅢに、
「公民で学ぶ主な内容と学習の見通し」
「公民で意識したい具体的な『学び方』」
「学びの記録としての『公民のノート』づくり」
とあります。この部分を丁寧に見てみましょう。
公民は地理・歴史との関連性をみつけながら学ぶ、ということを意識しながら読んでみてください。
公民を学ぶ流れ
まず「公民で学ぶ主な内容と学習の見通し」では、公民の学習における全体のテーマとして「私たちはどのようにして持続可能な未来の社会を築くことができるのだろうか」と掲げられています。
はじめに現代社会の学習があります。その中に「第1章:私たちの暮らしと現代」があり、小学校の社会科~中1・中2で学んできた地理・歴史の内容も関連付けながら学んでいきます。関連事項・関連用語が出てきたら地理・歴史の教科書を参照できるようにしましょう。学校授業で使わなくなったからといって地理・歴史の教科書を取り出しにくいところに片付けてしまわずに、すぐ手に取れる場所に置いておくことをおすすめします。
現代社会の学習を踏まえて、政治・経済・国際社会の学習へと進み、中3の最後では他教科で学んだことも関連させながら社会科のまとめの学習を行います。
なお、この部分は実際の教科書ではチャートでもっと詳しく示されていますので、ぜひ教科書を開いて見てみてください。
覚えるのではなく、読み込もう
「公民で意識したい具体的な『学び方』」にある「公民の教科書をすみからすみまで活用しよう」の部分には「本文はもちろん、写真や図表、グラフ、側注などを丁寧に読み取りましょう。表紙や口絵、もくじ、各章のとびら、巻末の学習資料、さくいんからもたくさんのことが学べます。」と書かれています。
社会科は、暗記科目ではありません。
過去に起こったできごとの原因や今ある法律が作られた理由など、新しいキーワードを知るたびに「なぜ・どうして」という視点を持ちながら公民の教科書をしっかり読み切ることが大切です。
ノートまとめのポイントを知っておこう
「学びの記録としての『公民のノートづくり』」では、「担当の先生の指示を念頭においたうえで次のチェックポイントを意識しながらノートをとろう」としたうえで、
・日付とテーマ
・学習課題や関連する教科書のページ
・先生の板書内容
など、書いておいたほうがいい内容に触れてノートのとりかたの例を明示しています。
公民を学ぶとき、教科書の活用とあわせて自分だけの参考書となるようなノートまとめが必要であるということ、そしてその取り組みが内申点確保につながるということがわかります。
将来の自分の生活に生かされる「公民」とは何なのか、つねに疑問を持ちながら社会科の学習を楽しんでほしいと思います。
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学力調査研究会が運営するWEB指導塾【虹の風コンパス】では、毎週火曜日に学習習慣の構築に役立つブログを掲載しています。社会科の学習で大切なノートまとめについての記事を近々公開する予定ですので、こちらの教科書の使い方のブログと合わせてお読みいただけますと幸いです。
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