浜松市のランチ
地元のリクエストで復活した人気惣菜店
中区元浜町にある「デリカのキクチ」
「デリカのキクチ」は菊池正子さんが、ご両親の惣菜店を約20年ぶりに復活させる形で、2018年にオープンしました。
1960年代に父の光晃さん、母の幸子さんが「菊池精肉店」としてスタートさせ、地域で暮らす人たちに約30年間愛されたお店。二人が高齢となって引退した後は閉店していましたが、地元の人たちからの強い要望に応える形で、娘の正子さんが再開したのです。
両親の味をできるだけ再現し、地域密着のお店として再び人気を集めています!
ご両親が営んでいた頃からの人気メニューが、コロッケです。サクサクのころもと、ふんわりとした具、どこか懐かしいおふくろの味。食べると、とても幸せな気分になります♪ かつては、母の幸子さんが作っていたとのことです。タマネギ、ニンジン、ひき肉にマッシュポテトといった定番の具に加えて、秘密の材料が隠し味として効いているそう。1日に50個近く揚げることもあるという、看板商品です!
「コロッケ」(手前)と「メンチカツ」の絶品揚げ物
おかずは「トンカツ」、「唐揚げ」、「アジフライ」など、一般家庭の食卓にマッチするメニュー。定番以外にも「砂肝の甘辛炒め」、「ナスと豚肉のみそ炒め」などの日替わりメニューがあり、地域に多い高齢者や、独り暮らしの人用に、小さなサイズも用意してパック販売しています。
ご飯、汁物、お新香がセットになった「ご飯セット」や「焼き豚丼」などの丼物、お弁当も用意されており、オードブルの注文も可能。すべて心を込めた手作りで、共働きの主婦などに喜ばれているそうです。
香ばしく焼き上げたお肉を使った「焼き豚丼」
おいしそうなお弁当
オードブルも注文可能
うれしいのは、サラダや自家製の漬物など、野菜を使ったメニューも豊富なところ。食材はできるだけ地元・浜松の農家が栽培したものを使うよう心がけ、食の安心・安全にもこだわっているので、子どもの食事にも最適です。食卓のもう一品として、ピッタリなお惣菜ですね♪
種類が豊富なお惣菜
漬物などの野菜メニューも
木材をふんだんに使用した店内
ご両親はすでに亡くなられており、お惣菜のレシピなども残されていないとか。それでも正子さんは、「味をできるだけ近づけたい」と努力を続けていらっしゃいます。
木のぬくもりが感じられる店内には、イートインスペースも。揚げたてのコロッケなどを、その場で食べることも可能です。
地域で暮らす人たちへの、長年の愛情が込められた料理の数々で、“ほっこりランチ”を楽しんでみてはいかがでしょうか?
【デリカのキクチ】
住所:浜松市中区元浜町284
TEL:053-471-0510
営業時間:11:00~19:00
定休日:日・月曜
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。
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