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山梨県合否判定模試（中３第１回）の集計結果が出ました。
それぞれの科目の標準偏差と平均点を見てみましょう。

山梨県合否判定模試　中３第１回　模試結果（一次集計　2024.4.24時点）
数学　標準偏差　19.8　平均点　37.3
国語　標準偏差　16.5　平均点　56.5
英語　標準偏差　22.9　平均点　44.7
社会科　標準偏差　18.2　平均点　54.1
理科　標準偏差　18.7　平均点　44.4
計　平均点　237.0/500
参考データ数（受験者数）は683名です。

第１回模試の実施基準日は４月６日でした。例年、基準日以降（第１回であれば５月の連休明けを過ぎた時期）に模試を実施する学習塾もありますので、今後さらに受験者データが追加される見込みです。
今日は一次集計時点の人数に基づいた結果分析をお知らせしています。

出題範囲については、中学３年生のみなさんの現時点までの履修範囲をもとに各教科で範囲を設定して出題しました。基本的には、中学２年生までに学習した内容からの実力テストということになります。

学校の定期テストと比較してみると
今回の模試の平均点（５教科合計）は237.0/500点でした。
静岡県統一模試は、その参加者の多くが県下の学習塾に通っている生徒です。同様のテストを公立中学校のように学習塾に通っていない生徒まで含めた集団で実施した場合、平均点はここからさらに10点程度低くなり、平均点220～230点程度のテストになるであろうという考え方ができます。

標準偏差は「ばらつき」の値
標準偏差を見てみましょう。

標準偏差とは、データ中の値のばらつきの大きさを示す数値のことです。
わかりやすい例として、数学と国語をとりあげます。

今回の模試では、
数学：93～100点をとった人数は1人、0～8点をとった人数は66人（標準偏差19.8　平均37.3）
国語：93～100点をとった人数は2人、0～8点をとった人数は1人（標準偏差16.5　平均56.5）
という得点分布がみられました。
（受験者の皆さんは返送資料の「得点分布表」をぜひご覧ください）

教科ごとの特徴として、数学は満点も０点もとりやすい教科、反対に国語は満点も０点も取りにくい教科といわれています。平均点から離れている人が多いと標準偏差が大きくなるため、数学は比較的標準偏差の値が大きくなる教科であるといえます。
なお、この「標準偏差」に関する話題はすこし聞きなれない内容かもしれませんが、学校の定期テストや実力テストの結果を見る際にも「標準偏差」は重要なキーワードのひとつになります。関心をもってお読みいただければ幸いです。

山梨県合否判定模試　これまでに学んだ範囲の理解度を確認できます
今回は、中学３年生第１回模試の結果をお知らせしました。

学力調査研究会では、山梨県で実施される中学生向けのテストについてその傾向を明確に分析したうえで山梨県合否判定模試を作成・提供しています。４月に実施した模試は今からでも自宅受験が可能です。山梨県合否判定模試を受験してみたいと思った方は、ぜひお申し込みください。
模試受験歴のない方で新年度パンフレットをご希望の方は、お問い合わせフォームより「【山梨】山梨県合否判定模試について（全般）」をご選択いただき、「パンフレット送付希望」と送付先ご住所をご入力のうえお申し込みください。

【山梨県合否判定模試】

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